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【自己開示】知ってくれたら嬉しい「自閉スペクトラム症」について

この記事を読んでいただいているみなさん、こんにちはこんばんは。

今回は、「独り言」として少しだけ自分の話をさせてください。

自分は発達障がいを持っていて、自閉スペクトラム症という症状があります。

発達障がいは割と知られている言葉だと思いますが、自閉スペクトラム症は、もしかしたらあんまり知られていないかもしれません。

自閉スペクトラム症とは

自閉スペクトラム症は発達障がいの1つで、主に対人関係が苦手だったり、特定の物事に強いこだわりを持ったりする症状です。

最近まで知らなかったんですが、男性のほうが女性よりも多いみたいです。

意外と?という言い方はよくないですが、100人に1人程度の割合で発症するようですね。

いろいろな遺伝的要素が絡み合って起こる症状なので、親の育て方が悪いとか、そういったことはありません。

20代後半になって、自分という人間をもっと詳しく知ろうと思い、いろいろな過程を経てこの症状を持っていることがわかりました。

何事も極端なんです

自閉スペクトラム症に見られる傾向の1つ、「こだわりが強い」に関しては、自分もすごく感じています。

例えば、野菜全般・果物全般が食べられないといったように、偏食がすごいです。

それと、コミュニケーションを取ることも若干苦手です。特に関係性ができあがっていない段階では、きつい言葉を言ってしまうこともたくさんありました。

とはいえ、この部分は大学生以降になって少しずつよくなっています。

何をとっても好き嫌いが激しいので、いろんな人に迷惑をかけたなあという気持ちは一生消えません。

一見普通の人に見られるから、なおさら辛い

自分で言うのもなんですが、一見すると自分は「普通の人」って見られます。

だからこそ、急に変なところでこだわりを見せてしまったり、目線がうまく合わなかったりして、「ちょっと変わってる」と言われることがたくさんありました。

自分も極端なので、陰でそうやって言ってる人のことはすぐに友達関係を切って、さらに人間関係がぐちゃぐちゃになるみたいな感じでした。

「優しいレッテル」が辛いように、「普通の人レッテル」も結構辛いんです。

この人ちょっと変わってる?を受け止めてほしい

見出しの通りですが、「この人ちょっと変わってるな」って人がいても、まずは受け止めてほしいなあって思います。

もちろん、あまりに他人に危害を加えるレベルで変わっているなら、それはちょっと怖いですけど。

特に発達障がいは多くの人が持ってると思うし、自閉スペクトラム症を持つ人もたくさんいるはずです。

あと、お子さんを育てていて「この子ちょっと変わってるかも」と思ったときも、受け止めてあげてほしいです。

多分その子は、何か1つに専念できる環境を整えたら、爆発的な力を見せるはずなので。

おわりに

いろいろ生きづらさを感じる社会ではありますが、こういった「個性」も尊重される時代になればいいなあと、個人的に思っています。

こんな自分とでも仲良くしていただいている方には、すごい感謝をしています。ありがとうございます。

それではまた。

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プロフィール

西本 友

1993年生まれの関西人。ライターを始めるまでは職を転々としていたものの、ようやく今の仕事に落ち着いて3年目。
仕事では「プラスワンの価値を提供する」ことをモットーにしており、与えられたことだけではなく、自分で考えて仕事に取り組む姿勢を重視している。

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