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【読書感想文3】藤村忠寿・嬉野雅道著「仕事論」

私は、基本的に毎月2冊の本を読んでいます。

本の内容を少しでも記憶に残すために、重要な部分をまとめてnoteで記録(非公開)しているのですが、ここでは「要約」ではなく「読書感想文」として、個人の感想を書かせていただきます。

今回は、藤村忠寿さんと嬉野雅道さん著作の「仕事論」という本です。

(著作権違反につながらないよう、あくまで自分が感じたことを書くだけの記事です)

大人気番組のディレクター2人

藤村さんと嬉野さんといえば、北海道ローカルから全国放送にまで広がった人気番組「水曜どうでしょう」のディレクターとして知られています。

私も水曜どうでしょうが大好きで、DVDをたくさん買っています。カレンダーも買いました笑

そんなお二人が書かれた今回の本は、仕事について悩んでいる人にとって、非常におすすめできる本だと感じます。

おそらく、仕事に対して不満を持つ人はたくさんいるはずです。でも、このお二人は、おそらく仕事を楽しまれているんだろうと思いました。

もちろん、それ相応の責任などはあるのかもしれませんが、水曜どうでしょうという番組がなぜヒットしたのか、頷けるような内容です。

とにかく自分から動くこと

今の時代、特に若い人は「自分で考えて動けない」と言われることが多いですよね。

おそらくそれは学校教育も影響していると思います。とはいえ、放っておけば情報が与えられる今の時代、主体的になれなければ生きていくのも難しくなるでしょう。

そんな中、この本を読んでいて印象に残ったことは、「自分から動けない仕事は向いていない」ということです。

言い換えると、指示待ちになっている時点で、その仕事は向いていないということ。

確かにその通りだと感じました。仕事を嫌々やっていると前向きになれませんし、その結果指示待ちになりますね。

つい最近も、自分で考えで動くことの大切さを感じる部分があったので、改めてハッとさせられる言葉でした。

計画を立てるのも能力

フリーランスとして働いている人にありがちなのが、どんな仕事でも請け負ってしまうことです。

ただ、何も考えずに仕事を請け負ってしまうと自分が苦しくなってしまい、体調を崩したりする人はたくさんいます。

だからこそ、時には「断る」ことも求められてくるのです。

もし本当にしっかりと計画を立てられる人なら、「〜〜〜だから〜〜〜までに完成は難しい」という逆算ができています。

逆算ができないから、なんとなく仕事を受けてしまって、大変になってしまう。悪循環ですね。

しっかりと逆算をしておけば、無茶な要求をされたときに「合理的な理由」をもって断れる。

自分を守るためにも、計画を立てるのは大切だと改めて感じました。

終わりに

水曜どうでしょうは、大泉洋さんの「一緒続けます」という発言がきっかけで、これからも続いていく番組です。

どれだけ年数が経ったとしても、お二人はこれからも面白い水曜どうでしょうを作られるはずです。

そんなお二人によって書かれた「仕事論」、ぜひおすすめです。

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プロフィール

西本 友

1993年生まれの関西人。ライターを始めるまでは職を転々としていたものの、ようやく今の仕事に落ち着いて3年目。
仕事では「プラスワンの価値を提供する」ことをモットーにしており、与えられたことだけではなく、自分で考えて仕事に取り組む姿勢を重視している。

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